事故車はどこまで修理するべき?

事故を起こしてしまった時に悩むのが、車を修理すべきか否かです。そのまま使い続けるか、それとも、廃車にして新しい車を買うかはなかなか難しい問題です。その際の判断基準をどこに置くかについて考えていきます。

目次

    廃車にしなければならない損傷

    買って間もない車であれば、たとえ事故車となっても修理して再び使えるようにしたいものですが、それにも限界があります。特に車体の骨格部分が大きく歪んだ場合は危険です

    歪んだフレームは矯正しても完全には元に戻りませんし、強度も落ちてしまいます。一見普通に走っているようでも、車体には常に負荷がかかり、再び歪みを大きくしていきます。走っていてガタガタと不自然な振動を感じたり、雨漏りをし始めたりしたらダメージが大きくなっている証拠です。ましてや、真っ直ぐ走らないなどという症状が起き始めれば、これは赤信号です。そのまま、何もせずに乗り続けていては大事故につながりかねませんし、全面的な修理となれば、100万円単位の費用が必要になる可能性があります。しかも、見た目は元に戻ったとしても、車の強度はさらに落ちてしまいます。こうした車は無理に乗ろうとはせずに廃車にするべきです。

    また、交通事故以外で、車を廃車にせざるをえないケースとして水没があります。水没にも色々なレベルがありますが、エンジンルームまで水浸しになっているようだと修理して再び乗るのは厳しくなってきます。エンジンはおそらく交換になるでしょうし、内部の電装品も全交換でしょう。

    さらに、水没車には独特の臭いが残るので入念にクリーニングをする必要があります。諸々を含めると莫大な修理費がかかりますが、そこまでやっても、浸水による影響で金属が腐食していくリスクからは逃れられません。そして、それが海水であれば、そのリスクは一層高くなります。仮に、元のように走れるようになったとしても、車の寿命は確実に短くなっています。第一、いつトラブルが表面化するか分からないので、そんな車で走り続けるのは危険です。シートの上まで水没したような車は廃車を選択した方が賢明です。

    修理か買い替えかを決める基準

    交通事故などで車が破損した時は、修理をするか買い替えるかを決めなければなりません。車体がこすれた程度の傷ならば悩まず修理でしょうが、問題は、破損が激しい場合です。 まずは、修理費にいくらかかり、保険でどの程度補えるかについて正確な数字を出しましょう。保険会社は、車の市場価値によって保険金額を割り出してきます。つまり、古い車ほど支払う金額が少なくなる傾向にあるのです。

    一方、修理費は古い車ほど安いわけではありません。修理のための部品が手に入りにくく、逆に、高くなる可能性もあります。そうすると、自腹で支払う額が大きくなってしまいます。見積りを一つの判断材料として、修理依頼をするか決めると良いでしょう。
    →格安板金修理「Picars(ピッカーズ)」なら無料見積り実施中【詳細はこちら(別サイト)】

    次に問題なのが、その車にいつまで乗れるかです。車を買い替える目安は10万キロとされています。しかし、事故によってフレームが歪んだ車は、たとえ、修理をしても寿命が縮んでしまうものです。したがって、損傷箇所がどこかによっても、修理か買い替えかの判断は変わってきます。

    さらに、車の下取り価格も考慮しなければなりません。車を買い替える際には、今まで乗っていた車の下取り価格を見込んで予算を考えている方が多くいます。しかし、事故を起こし、修復履歴有りの車になってしまえば高い査定額は見込めません。ただ、5千円~1万5千円程度の料金を払って日本自動車査定協会に依頼すれば、事故によって車の価値がどの程度下がったのかを査定してもらえます。そして、その結果を記した事故減価格証明書を取得すれば、それを根拠に保険会社との交渉が可能となります。

    ちなみに、事故を起こした車を修理せず、新車に買い替える場合でも保険金は支払われますが、金額が少なくなるケースがあるので、事前に確認をしておきましょう。 以上、修理費用、車の寿命、保険金、下取り価格などをトータルで考えれば、修理と買い替えのどちらが得になるかが見えてくるでしょう。

    廃車・事故車を高価買取挑戦。レッカー代・書類代行も無料で承ります。無料査定依頼はこちらから

    入力カンタン45秒!ネットで無料査定

    8:00〜21:30のご依頼なら、最短10分で買取価格をお答えします。

    ※21:30〜は、翌日の対応とさせていただきます。
    プライバシーポリシーをご確認のうえご依頼ください。

    車両の情報

    メーカー必須
    車種必須
    年式必須
    走行距離必須

    お客様の情報

    お名前必須
    電話番号必須
    都道府県必須
    メール任意

    東証スタンダード上場ロゴ当サイトを運営する株式会社ファブリカコミュニケーションズは、株式会社ファブリカホールディングス(東証スタンダード上場 証券コード:4193)のグループ会社です。

    お電話でも受付中

    「車選びドットコム 査定専用ダイヤル」通話無料0078601526960。8:00〜22:00 年中無休。携帯・PHS OK。お手元に車検証をご用意いただくとスムーズです。

    買取から代金お振込みまでの流れ

    1.電話かネットで査定依頼・お問合せ。2.成約後にお車を引取。3.必要書類にご記入・送付。4.口座へ代金をお振込み。

    その手続き、ちょっと待って!ご自分で廃車手続きをお考えの方へ。知らないうちに「損」しないための、賢い手続き方法とは?

    お急ぎください!廃車手続き

    今お乗りの愛車を売るなら。比較的軽微な損傷や、自走可能なお車の場合は「車選びドットコムの車買取・一括査定」へ

    • 廃車がはじめての方へ「車選びドットコムの廃車買取とは」
    • 買取からお振込みまでの流れ「廃車買取の流れ」
    • あなたの車の買取価格は?「メーカー・車種別廃車買取価格」
    • エリア別廃車情報「全国廃車・事故車買取マップ」

    廃車手続きパーフェクトガイド

    廃車コラム

    廃車手続き-基本編
    廃車手続きの必要書類と手順
    廃車にする走行距離と年式の基準
    永久抹消登録と一時抹消登録の違い
    廃車にする前にやっておきたい準備
    廃車にかかる費用は総額どれくらい?
    廃車の手続きにかかる日数・時間は?
    廃車時の税金・保険料の還付手続き
    廃車時に必要な保険の手続き
    廃車手続きができる場所
    廃車時に取外して良い部品・悪い部品
    車検切れの車を廃車する方法
    他県ナンバーの車を廃車にする方法
    名義の違う車を代理で廃車する方法
    車検証の住所・氏名が印鑑証明書と異なる場合
    ◯◯を紛失した場合の廃車手続き
    車種別廃車手続き
    軽自動車の廃車手続きには何が必要?
    トラックを廃車にするには
    排気量別 バイクの廃車手続きの方法
    廃車手続き-番外編
    放置されている廃車の処理・撤去
    ローンの残っている車は廃車にできる?
    廃車寸前の車でも買取可能な理由
    車を長期間保管するベストな方法
    業者や知人から廃車予定の車を買い取ることはできる?
    廃車にした車はどうなるの?
    廃車を修理・再生するには
    廃車にした車・バイクを再登録するには
    廃車にする前にやりたい愛車の供養
    廃車買取業者の選び方
    こんな業者に注意!廃車買取に関するトラブル
    なぜ無料で廃車買取ができるのか
    年間で廃車される車の台数
    リサイクル法って何?預託金とは?
    動かない車を処分したいけど...不動車はどう処分?
    車の処分はディーラーでもやってくれる?
    金融車を処分するにはどうしたらいいですか?
    車検証の所有者名義が違います。他人名義の車は代理で処分できるの?
    車処分方法・タイミング
    車を賢く処分する方法まとめ
    車のバッテリーの処分方法を解説!廃棄場所や回収費用は?
    車の純正・社外品パーツの処分方法とは?捨て方や注意点を知ろう
    タイヤ・ホイールを処分する方法まとめ!捨て方や料金などを解説
    車のマフラーを処分する方法は?純正から社外に変えた場合も
    期限切れの発煙筒・三角表示板・ジャッキを処分する方法
    車に使ったワックス・洗剤は何ゴミで処分する?
    転勤・引越しで車を処分する場合、引っ越し前と後はどちらがいいのか
    車を処分するおすすめ時期5選!ベストなタイミングはいつなのか
    車を処分して節約したい!維持するより処分する方が得する?

    事故車コラム