法人名義の車を廃車にする方法と手順
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法人名義の車を廃車にする場合、法人名義の印鑑や履歴事項証明書が必要となり個人名義とは異なります。
法人名義の車を廃車にする手続きや必要書類、注意点について解説していきます。
法人名義の車を廃車にする際に必要な書類と手続き
社用車を廃車にするときには、先に解体を済ませてから以下の必要書類等を用意し、陸運支局の窓口で手続きを行ってください。
- 車検証
- リサイクル券
- 自賠責保険証
- ナンバープレート
- 法人の実印
- 印鑑証明(軽自動車の場合は不要)
- 委任状
- 譲渡証明書
- 履歴事項全部証明書*1
*1:車を取得してから廃車手続きをするまでの間に会社の名称や住所等が変更している場合
廃車の手続きを終えたら、除却という経理上の処理を行い、廃車にした車を帳簿上の資産から除いてください。
もし車の所有名義の法人が廃業や倒産している場合、法人の清算手続きがどこまで済んでいるのかによって異なります。
清算手続きに着手していない場合には、廃車手続きは通常の法人と同じように行うことができます。
清算手続きが途中の場合でも、印鑑証明の記載が代表取締役から清算人に変わるだけで、廃車手続きは通常の法人と同じように行えます。
清算手続きが決了している場合には書類が変わり、以下の書類が必要になります。
清算人が夜逃げするなどして連絡が取れない状態の場合は、解体業者に車を持ち込んで車を解体し、解体証明をもらってください。
都道府県税事務所に解体証明を持参して事情を話せば、廃車手続きはできなくとも、自動車税が掛かることは防ぐことができます。
法人名義の車も廃車買取できる
個人の乗用車と比べて走行距離が長くなりがちな社用車ですが、発展途上国では日本産の頑丈なワゴンや貨物輸送車は人気が高く、そういった国に販路を持っている買取業者であれば買取額が期待できます。
もし社用車を廃車買取業者に買い取ってもら場合には、海外輸出された後にどのような用途で使用されても問題ないように、社名を消してもらえるかをしっかりと確認しておくと良いでしょう。
法人名義の車の廃車に関しては、必要書類は多少異なるものの、手続きそのものは個人所有の車と大きく変わりません。
頑丈な日本製の車は古くても海外で需要があるので、廃車の際はなるべく廃車買取サービスを利用するのが良いでしょう。
車選びドットコムの廃車買取では、社用車として使用していた車も買取をしています。廃車にする前に、ぜひお気軽に買取価格をチェックしてみてください。
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