年間で廃車される車の台数
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毎年多くの新車が製造販売され中古車も出回っている現状を考えると、車が飽和状態になりそうな気がします。
現在日本ではどのくらいの車が製造され、廃車は年間どのくらいにされているのでしょうか?
台数の推移について見ていきます。
新車登録台数の推移
日本自動車販売協会連合会(自販連)によると、日本は毎年約200〜300万台の新車の乗用車が製造販売されています。
2019年〜2022年まで、普通・小型乗用車の新車車種別登録台数の合計が年々減少傾向にあったものの、2023年には2019年と比べるとまだまだ低いが回復している傾向があります。
これは中古車の車種別登録台数も同じ傾向にあり、2023年では普通・小型乗用車の新車車種別登録台数の合計が約310万台となっています。
廃車の内訳とリサイクル問題
廃車台数のうち、100万台ほどが海外へ輸出され、300万台ほどが廃棄されています。
廃棄される車の重量の約8割がリサイクルされているものの、車を粉砕した後に残った2割の粉砕くずはシュレッダーダストとなり、産業廃棄物として埋立となっていました。
しかし、それと同時に埋め立てや正しく廃車の処理を行わないことによる環境問題なども問題視されてきました。
現在はリサイクル法が制定され、自動車メーカーがリサイクルしやすい車の設計したり、処理を行う側もリサイクルの高度化を行ったりと、双方で環境問題に対応しようとする動きが出ており、再資源化率を99%まで引き上げることに成功しています。
ユーザーである私達も、廃車は環境に悪影響を与えるおそれがあることを踏まえ、正しい手続きと処理が行われるように務めることが求められています。
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